M.FUKUSHIMAの単刀直入

アクセスカウンタ

zoom RSS 家族会はいったいなんのための会なのか

<<   作成日時 : 2010/03/31 01:55   >>

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 24 / トラックバック 0 / コメント 4

 拉致被害者の家族会が、拉致被害者の蓮池薫氏の兄、蓮池透氏を強制退会させたそうです。理由は透さんがあちこちで北朝鮮に対して圧力だけでなく、対話も必要と主張したことが、会の方針に反するからということだそうです。
 私個人的としては、常々救う会や家族会に批判的でした。もちろん、拉致被害者並びにその家族の方たちには大いに同情し、すべての拉致被害者が戻れることを心底望みますが、救う会や家族会の態度は、正直不愉快です。
 そもそも、馬鹿の一つ覚えのように「圧力、圧力」を繰り返すばかり。もちろん、救う会や家族会などが主張するのは自由ですが、それ以外の発言をする外部の人間がいればそれに対して噛み付いてばかり。常に自分たちが正しいという傲慢な態度。とうてい協力する気などになれませんでした。
 そもそも、交渉ごとはすべて飴と鞭が必要です。圧力だけで相手を圧倒するのは非常に困難です。もちろん、本気で北朝鮮に宣戦布告するくらいなら、また話は違いますがね。ただそれには日本も大きな被害を覚悟しなければならないですし、他ならぬ拉致被害者は北朝鮮にいるわけですから、彼らにも犠牲はでるかもしれません。ですから、その選択はなしということでいいと思います。
 もっとも、この変のところは私個人の素人意見ですので、専門的な意見は大いに歓迎しますが、救う会などが何を根拠に圧力だけでなんとかなると思い込んでいるのか、私にはさっぱり分かりません。
 田原総一郎氏が拉致被害者を死んでいると発言した件についての救う会などの対応も疑問に思います。確かに、田原氏の拉致被害者が死んでいるという発言には根拠はないです。田原氏の言動は不適切でした。しかし、死んでいるという可能性も否定できません。現実的にそのこともきちんと考慮しておくべきしょう。

 蓮池透氏が方針を変えた一番大きな理由は、拉致被害者である弟の蓮池薫氏自身が対話を主張しだしたことと、決して無関係ではないでしょう。となると、将来的に家族会は、薫さんも拉致被害者として認めないつもりなのですかね? 家族会、救う会はなんのためにあるのでしょうか? 拉致被害者、及びその家族のためにあるのではないのでしょうか? それがとうの拉致被害者や家族自体を切り捨てていいのでしょうか? それほど北朝鮮への圧力が大切なのですかね? どうやら、これらの会の目的は「北朝鮮に圧力をかける」それ自体が目的のようです。本末転倒も甚だしい。
 結局、蓮池氏が外部に向かって対話も必要と言い出したのは、内部で主張しても埒があかなかったからでしょう。本来なら拉致被害者及びその家族の想いを集約し、日本の社会及び北朝鮮を含む各国に訴えていかなければならないはずの救う会が、始めに北朝鮮への圧力ありきで個々の家族の想いを踏みにじるとしたら、もう家族会にも救う会にも存在価値はありません。

 以前田母神問題というものがありました。田母神氏は自衛隊という組織の責任ある立場でありながら、外部に向かって組織の方針と違う主張をし、更迭されました。しかし、今回の件をそれと同列に扱っうべきではないと思います。自衛隊や企業は、まず組織があって、それに個々の自衛隊員や社員が所属するのです。しかし家族会はまず拉致被害者の家族があり、そのために存在するのです。救う会も、拉致被害者及びその家族のために存在するはずです。組織のありかたが根本的に違います。個と組織、それぞれを重視する割合は、組織のあり方によって変わってくるものです。家族会の場合、個々の家族を最大限尊重するべき組織だと思います。
 ついでですが、民主党の生方副幹事長の更迭騒動がありましたが、政党もどちらかというと個々の議員の意見を重視すべきでしょう。
 田母神問題は、あれ自体は正しい対応を国がしたとは思いますが、組織の意見に反する個は切り捨てても構わないという誤解を一部の人間に生じさせたのかもしれません。家族会の問題、民主党の問題は、田母神問題の負の遺産の結果であると言えるかもしれません。
 個と組織、どちらをどの程度まで尊重すべきかは難しい問題です。一律の基準があるわけではなく、個々の組織のあり方などで大きく変わってきます。そこのところをきちんと把握しておかなければならないと思います。

テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ
気持玉数 : 24
なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた 驚いた 驚いた 驚いた
面白い 面白い
ナイス ナイス
ガッツ(がんばれ!) ガッツ(がんばれ!)
かわいい

トラックバック(0件)

タイトル (本文) ブログ名/日時

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(4件)

内 容 ニックネーム/日時
巣食う会があかんのや。

「家族会」を前面に押し立てた
「救う会」は、国民の世論を
味方につけ、マスコミと政府を
完全に制圧してしまった。
拉致問題は聖域化し、「家族会」の
意向に逆らう報道は事実上不可能に
なった。政府は、何の戦略もないまま、
「家族会」の言うとおりの制裁路線を
続けてきた。圧力や制裁を掛けて
拉致問題が解決するという発想は、
北朝鮮に全てを委ねるということであり、
拉致被害者は死んでるから帰って
こないので、報復としてしていると
しか思えない。

家族会にとって“拉致は金の成る木”、
“打ち出の木槌”なのだから、
ごねてればええのや。増元なんか
無職でも拉致のお陰で50の醜男なのに
結婚して豪勢な暮らしをしてるのや。
まあそれはええけども、あいつらを
神棚に祭り上げた世論やマスコミも
あかんのや。目的と方法が全く違う
のやから、筋が通らんわ。

HUKUSIMAさんの言われる事は正しい。
私は葵のばばーと論争しておられた事
も憶えているし、ワシ自身小倉宏光の
HNでコメントしてからもう5年位に
なるなあ。懐かしいわ。Hukusimaさん
のご意見は何時もまっとうなもんや。



屁こき親父
2010/04/12 09:52
 久々のコメントありがとうございます。
 5年もたちましたか。
 確かにマスコミも世論も無責任かもしれませんね。単に被害者への同情だけでなく、もっと以前に救う会への疑問の声を挙げていれば、救う会の方向性も変わり、拉致問題の解決にも少しは近づいたかもしれませんね。
 ただそれでも、蓮池氏が違った意見を表し始めたのは大きなことだと思いますし、救う会より氏の方に期待したいと思います。
M.FUKUSHIMA
2010/04/14 00:14
こんにちは、朝日新聞でつい最近蓮池透が出ていて、
かつての傲慢な鷹のような面影は変わり、当時の自分を「調子に載ってました」と恥じている様子だった。
で、気になって、蓮池のことをいろいろ検索してたらここにたどり着きました。

蓮池はかつて、「憲法9条廃止」にまでねじ込もうとしたそうですね。これじたいとんでもないが、更に恐ろしいのは「拉致被害者の言うことはすべて批判なしに受け入れなければならない」という風潮。さすがに、「北朝鮮に宣戦布告しろ」とまで言った蓮池の愚かな発言は、流されたそうだが。

高齢の人は、戦争の記憶を持っている。満洲やシベリアでの苦い経験とか、原爆の被爆者もいる・・・

いわば、それの犠牲の上で立ったような憲法9条、これを拉致被害者のために「廃止しろ」なんて・・・

戦争経験者はもっと怒ってもよかったはずですよ。

いや、怒っていても、マスコミも政治も拉致被害者に全面媚びていたから、戦争経験者の怒りは黙殺されたのかもしれない。

祖父が元軍人
2013/07/16 04:30
コメントありがとうございます。
そうですね。戦争経験者に限らず、救う会や家族会に対しては、いろいろな立場からの批判はあってよかったんだと思います。被害者を大切にする気持ちはもちろん大切ですが、第3者は第3者なりの視点で、批判すべきはきちんと批判するべきなんだと思います。
ただマスコミや政治だけの責任とは言えません。国民一人一人が、一方の立場の発言を鵜呑みにするのではなく、いろいろな視点で考えるべきでしょう。
M.FUKUSHIMA
2013/07/16 09:03

コメントする help

ニックネーム
本 文
家族会はいったいなんのための会なのか M.FUKUSHIMAの単刀直入/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる