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zoom RSS 朝日新聞バッシングする奴はどいつもこいつも阿呆である。

<<   作成日時 : 2014/11/15 02:50   >>

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 タイトルの傾向を変えました。ほんと、朝日新聞を擁護するというより、バッシングしている側のアホさ加減にうんざりしてきました。
 また例のごとくお断りをしておきますと、今回も朝日新聞自体は読んでおりません。読売新聞のフィルターを通して朝日新聞社の第3者機関の見解を評価してみます。
 まずはどうしても突っ込んでおきたいことは読売新聞の11月13日付の社説です。特にある一文です。「吉田調書を素直に読めば、所員は、命令違反も、現場放棄の撤退もしていないことは明らかだ。」とのこと。
 おいおい、素直に読んじゃ報道機関としてダメだろう(笑)。だったら吉田清治氏の証言も素直に読んで、従軍慰安婦の件では、「軍による強制はあったと」いう結論で終わるべきでしょうね。元所長の方の吉田氏は東電の人間で、部下や組織を守るためのバイアスがかかった証言をする可能性もある人です。大事なことはむしろひねくれて読み、その上できちんと「裏付け」をとることです。ひねくれた読み方の裏付けをとれなかったとき、初めて素直に読むことができるんだと思います。一般の人間はなかなか裏付けをとることはできませんが、報道機関はまずは疑うことから始めるべきでしょう。こんなんじゃ、とても読売新聞に朝日新聞を批判する資格があるとは思えません。
 以前の社説では「撤退はなかった」となっていたのがいつの間にか「現場放棄の」という言葉がくっついていますね。どうやら日本語的に「撤退はなかった」とは必ずしも言えないことに気づいたようですが、きちんと誤りを認めず、ちょっと言葉を付け加えただけで直すというのはいかがなものでしょうか?

 次に同日の読売新聞の記事を通して第3者委員会の方を突っ込みますが、朝日新聞が「撤退」という言葉を使ったことについて、「『退避』と『撤退』では、読者の受け取め方はかなり違う。『退避』は退いて危険を避けるという意味で、戻る可能性があることも含むが、『撤退』はそこを撤去して、退くという意味と受け止めるであろう(読売新聞の要旨によります。以下同じ。実際の報告とは細かいところが違う可能性があります。)」とのこと。そうでしょうかね? 個人的には、「撤退」にも戻る可能性はあるし、「退避」だって永続的になる可能性は十分にあると思うんですが。両方の言葉の違いは後で戻るか戻らないかにあるのではありません。「退避」は「退くのは危険を避けるためである」という動機を含んだ言葉であり、撤退は基本的には軍隊用語であるというところでしょう。正直なところ、むしろ撤退の方が戦略上の一作戦という可能性もあるということで、単に危険から逃げるよりはよほど建設的な行動という印象を受けます。
 もちろん私も、朝日新聞は意図的に悪い印象を与えようと表現を選んだのだとは思います。ただ、それはたかが一語の使い分けでどうこうと判断できるものではないでしょう。また、結果として朝日新聞の担当者が吉田証言から所員の行動を悪いと評価したのなら、むしろその評価通りの表現をするのは当たり前です。新聞については一読者である私があえて自戒をこめて言いますが、それはむしろ情報を受け止める側がきちんと割り引いて受け止めるべきことで、すべてを朝日新聞の責任にするのは読者の側の責任放棄です。
 もうひとつ、読売新聞の見出しで「省かれた証言内容」というところで、朝日新聞の記事では、吉田証言のうち、指示が的確に伝わらなかったことや、むしろ第2原発に行った方が正しい判断だったと言ったことが省かれているとのこと。その上で「仮に掲載されていれば、それだけ読者の判断材料も増え、記事の印象も随分違ったものになっていただろう」とのこと。
 ただ、ここで省かれたというのはあくまでも吉田氏個人の考えで、たとえ載ったとしても、むしろ本当は疑ってかかるべきところです。指示が的確に伝わらなかったのかどうかは部下の側の証言をきちんと聞かなければ真実はわかりませんし、実際に第2原発へいった方が正しかったかどうかは、当時の状況をきちんと調べなければわからないことです。ここで省かれた証言をもし多くの読者が鵜呑みにするんだとしたら、却って載せない方がいい可能性すらあります。

 最後に一番大事なことを書いておきますが、要するに吉田証言からわかる事実関係は、「トップである吉田氏が間違った指示をだしたけれども、指示が的確に伝わらなかったので結果としていいほうに転んだ」ということになるのではないでしょうか? まぁ、当時のような緊急事態に完全な対応をとるのは難しいと思うので、私も所員をことさら責めようとは思いませんが、危機管理という観点からはあってはならないことで、撤退や命令違反がなかったから東電は無罪放免ということにはならないと思います。
 あえて陰謀論的なことを言いますが、結局のところ読売新聞は原発推進の立場ですから、それに沿って朝日新聞をバッシングして東電を庇いたいために検証記事を出しているんですかね(笑)? しかし原発を推進するにしても、いえ、むしろそれならなおのこと、この件について東電の危機管理体制を糾弾するべきなのではないかと思います。

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