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zoom RSS イスラム国人質事件いろいろ

<<   作成日時 : 2015/02/09 00:57   >>

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 最近、いろいろ忙しくてなかなかブログの更新もできません。すでに時期を逸しているかもしれませんが、イスラム国の人質事件について書いておきたいと思います。
 未だに自己責任論を振りかざす人がいるんですねー。いい加減、それがバカなことだと気づいて欲しいものです。イラクの人質事件の時に書いた記事と似たような内容になるかと思いますが、もう一度書いておきます。危険なところにいくのは自己責任だということ自体は、私も否定はしません。ただね、それを自己責任と言うのならば、現実に人質事件が起こってしまった際、それにどう対応するかは残された人間の責任なのです。人質を救うも無視するも、その判断自体を人質の責任に帰すことはできません。人質のその原因となった行為を迷惑としか思えないなら、堂々と見殺しにすればいいんです。人質の行為を自己責任とほざくなら、残った人間もそのくらいの覚悟はすべきですね。正直なところ、同胞の命がかかっている時に助けようとしないなんて、人としてどうかと思います。助けようとすること自体か人として当たり前のことです。当たり前のはずの行為をさせられるのを迷惑と感じるなら、丁度道徳が教科化されるそうですし、小学校からやり直した方がいいんじやないですか?(笑)
 もちろん、人質になった人の行為について現実な評価はあるかと思います。しかしそれは、人質の命を助ける行為とは別のことです。危険な地域にいく理由は様々です。中には浅はかな理由で行ったり、愚かな判断で行ったりする人もいるでしょう。しかし、人質が愚かならば助けなくていいのでしょうか? それは差別というもの。どんな理由で人質になったとしても、それを助けることは当然のことです。
 ところで、今回人質になった後藤さんについて考えてみましょう。湯川さんについてはシリア入りした動機は不明ですが、後藤さんは湯川さんを助けようとしたのだということは明白でしょう。実際に後藤さんは危険地帯で何度も取材をした経験があります。その上で自分ならば助けられるかもしれないという思いに駆られたのでしょう。
 さてここで質問です。自分が危険を冒せば人を助けられるかも知れないという状況になって、みなさんはどういう判断を下しますか? 人質事件はなかなか身近にないですが、そのような場面に行き当たる可能性は無くはないです。例えば、火事の現場に出くわし、建物の中に逃げ遅れた人がいる。今自分が飛び込めばその人は助かるかもしれない。そういうシチュエーションで、果たして皆さんは建物に飛び込むでしょうか? 
 「飛び込め」と言いたいわけではありません。他人事ではなく自分の身近にもありうることとして考えてほしいのです。結局のところどういう結果になるかは「神のみぞ知る」といことで、うまく逃げ遅れた人を救出できるかも知れないし、二人とも死ぬかも知れない。場合によっては逆に自分だけが死ぬかも知れません。そういう場合に結果だけを見て評価することが果たして公平なのでしょうか? 助かったケースでは褒め称え、失敗したケースではその愚かさを笑う。本当にそれでいいのでしょうか? どんな人間だってミスはするし、単に運が悪いことだってあります。結果はどうあれ、自らの危険を顧みず人の命を救うという志は常に肯定的に評価すべきです。失敗を恐れて萎縮すれば助かる命も助からないでしょう。素人が手を出すのがいけないなどという人もいるでしょうが、そういう考えを突き詰めればそもそも危険な仕事に従事する人がいなくなってしまいます。
 最近見たディズニーのベイマックスの出だしがこういうシチュエーションですね。主人公の兄が燃えている建物に逃げ遅れた人を助けようとして飛び込んでいって死んでしまいます。自己責任論を振りかざす人は、あの映画を見て彼を自業自得と思うのでしょうか?

 それから変なのが、「政府や人質を責めるとイスラム国を利することになる」という意見。こんなことを言い出すのは論外としか言いようがないですね。単純な話、政府や人質の責任を問うことは、イスラム国の責任を問うことと両立するのです。特に政府については、責任を問わざるを得ないでしょうね。一般の人間がイスラム国に直接何か影響を与えることができるでしょうか? むしろ政府を通してイスラム国に対峙していかなければならないし、そのためには政府の行いも評価しなければなりません。日本は民主主義国家なんですから、国の行いを国民がとやかく言うのはごくごく当たり前のことです。

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