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zoom RSS 大阪都構想が否決されたことについて

<<   作成日時 : 2015/06/01 00:48   >>

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 橋下氏が住民投票の結果を受けてとった態度は、どちらかというと氏に批判的な私ですら評価せざるを得ない潔い態度でした。それに比して他の大阪都構想賛成派の態度の見苦しいことと言ったら…。
 個人的には大阪都構想は否決されてよかったとは思います。ただ、可決されても私はあのような愚かしい態度はとらないだろうなと思います。
 なによりも、今回のケース、反対派の方が筋が通っていました。賛成派は根本的な勘違いをしていたんだと思います。私も大阪なんぞ他人事なんでちゃんと聞いてなかったのではありますが、賛成派の意見と言うのは「大阪府と市の二重行政を解消するため」ということだったと思います。それは違うだろうと思います。彼らが本来主張しなければならないのは、「なぜ二重行政の解消手段に大阪都構想なのか」ということです。政令指定都市の二重行政など、とうの昔から言われていたことです。それの解消手段、いろいろあります。その中でなぜ大阪都構想なのか、その主張がはっきり言ってなかったと思います。反対派に対する批判に、「対案がない」というものがありました。しかし論点が大阪都構想の是非であるなら、現状維持は立派な対案です。対案がないなどと言っているようでは、そもそも論点が分かっていないと言わざるをえません。
 そもそもなんですが、個人的印象では、橋下知事が大阪都構想を持ち出したのは大阪府知事時代、当時の大阪市長が言いなりにならなかったからであるという風に見えました。大阪市長が言いなりにならないのは当然といえば当然。大阪市長は大阪市民の民意の代弁者だし、大阪府知事は大阪府全体の府民の民意の代弁者で、それぞれの民意が完全に一致するわけではありません。理想を言えば、やっぱり両者がきちんと話し合ってそれぞれの利害を調整するのが一番だと思います。現実には調整しきんないから二重行政という問題が起きるのでしょうが。しかしだからといって強引に頭を一つにしたら、ただ捨てられる民意が多くなることでしょう。反対派はそこを心配したんだし、賛成派はそこを説明すべきだったんだと思います。
 この捨てられる民意を賛成派は「既得権益」と言ってたんだと思います。しかし別に既得権益がすべて悪いわけではないんです。行政は住民のいろいろな利害を受けて、結果的には「政策」という形で住民の受ける恩恵は偏ったものとなります。その偏りが妥当なものであるかどうかが問題なのであって、偏りをなくすべきではありません。政令指定都市だろうが都だろうが、常に偏りを妥当なものにしようと努力すべきであって、制度を変えれば公平になるというものではありません。うがった見方をすれば、結局のところ既得権益を批判する人は、自分のところに既得権益がこないから否定してるだけのエゴイストとも考えられます。
 それと投票行動の分析を歪めている人がいますね。どうやらデータ的には高齢者が反対にまわったようですね。しかし、これは単なる事実にすぎないのですが、根拠もなく高齢者を悪と決めつけ、だから投票結果がおかしいという論理を展開します。年寄りが年の功で判断したのだから正しいなんて解釈もできるんですけどね。「こういう立場の人が投票したからこの結果は間違っている」なんて、要するに自説こそが正しいという前提の、無礼で傲慢な態度ですな。私はむしろ、そういう無礼で傲慢な人間が支持している構想こそ、間違ってるんじゃないかと思いますけどね(笑)。

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