戦後自虐史観派の正体を見た! その2

 予告通り、今回はわしズムの小林よしのり氏を突っ込みます。

 まず、昨年11月28日に放送した「朝まで生テレビ」の視聴者アンケートで、田母神氏支持が61%、不支持が33%と出たそうです。他にもこの結果を持ち上げていた人もいました。小林氏はこの結果を「あれだけ偏向した報道が行われていても、深夜の討論番組まで見るような一定層には報道の影響を配して判断を下す人々がいるらしい。」などと評価しています。しかし、統計の基本を分かっている人間には、こんなアンケートはそれほど意味がないということは常識ですね。おそらくこのこの番組を見たのは、ほとんど極端な田母神支持派だということでしょう。「深夜の討論番組まで見るような一定層」ではなく、「深夜の討論番組を見てまで田母神氏を支持しようとする一定層」がこの番組を見たなのではないでしょうか? だとしたらこういった結果になるのは当たり前です。アンケートの母集団にそもそも偏りがあるのです。この番組をちゃんと見たことがないのですが、毎回こういったアンケートをするのなら、なおさらその可能性は高くなります。もちろん、小林氏の言っていることが正しい可能性もありますが、そうでない疑いを否定できない以上、このアンケートはあまり意味のないものです。内閣の支持率など、報道各誌が無作為抽出の電話調査などをやっていますが、そうした形のアンケートが信頼できるアンケートです。田母神氏本人がしばしば持ち出すネット投票も大した信頼性のないものです。
 また小林氏は、別のアンケートで日本は侵略戦争をしたと学校で教わったからと言って答える若者を「鵜呑み層」と評価していますが、逆の視点で見れば、小林氏や田母神氏のような主張をそのまま受け入れ、報道の批判を受け入れない人々も「鵜呑み層」と言えるのではないでしょうか? 「鵜呑み層」というのは確かにいますよ。しかし、その評価は思想の中身ではなく、たまたま出会った思想を批判的に眺めることが出来ない層全体に適用するべきです。小林氏などの耳に心地よい意見を聞き、耳に痛い意見を聞こうとしない人間も、小林氏などの言葉に対する「鵜呑み層」にすぎないでしょう。そのくらいは物事を客観的に見てほしいものです。

 次に小林氏は、田母神論文を前文精読した人間がどれほどいるのかという疑問を投げかけています。ほとんどの人間が田母神論文を読まないのをいいことに、一部をあげつらって論文全体が間違っているかのように印象操作をするのがサヨク知識人・メディアの常套手段だと決め付けています。
 ずいぶん失礼な話ですね。正直、小林氏のこういう主張は、まともに再反論ができない人間の常套手段ですね(笑)。ちなみに、私は田母神論文を全文精読しました。その結果、突っ込みどころ満載の駄文との評価を下しました。「読んでもいないのに評価するな」というのは、ありふれたくだらない再反論ですから、そんな突っ込みはされないように、私は人の文章を批判するときには最低限の精読は心がけています。メディアの主張を鵜呑みにはしていないつもりです。しかしたいていの場合はメディアの評価は妥当で、全部読む必要などなかったという感想をもつことがほとんどです。メディアの思惑など勝手に妄想するくらいなら、きちんとメディアの評価のどこが間違っていたかを具体的に指摘するのが、真の再反論でしょう。
 小林氏は、田母神氏の論文の趣旨が「日本は素晴らしい国だ」「侵略国家などではない」のふたつに尽きると主張しています。呆れた国語力ですね。たとえば前者をとっても、どのように素晴らしいかは多様なものがあるでしょう。
 「あの人は素晴らしい人だ」という文章があるとします。しかし、その人の素晴らしさは優しいことかもしれないし、頼もしいことかもしれない。強いことかもしれないし、頭がいいことかもしれない。「素晴らしい」の理由に錯誤があれば、場合によっては議論が生じるのはやむをえないことです。小林氏は、朝日新聞や政府が田母神氏を批判していることを、「日本は酷い国だ」、「侵略国家だ」と主張しているのだといいますが、完全に正反対の後者はともかく、前者は曲解にすぎません。朝日新聞や政府は、日本は「田母神氏が言うような」素晴らしい国ではないと主張しているに過ぎず、別な観点から「日本は素晴らしい国だ」という評価を下している可能性は大いにあります。それを無視している小林氏の主張は、故意ならば印象操作だし、無自覚ならば日本人にあるまじき国語力の無さだと言えましょう。
 また、日本は侵略国家であるかどうかということですが、田母神氏は論文で、アメリカの日本への常駐を「条約に基づくものだから侵略とは言われない」としていますが、それは根本的な誤りでしょう。アメリカの行為が侵略と言われないのは、とどのつまり、日本が先に手を出したからです。ルーズベルトが日本に先に攻撃をかけさせようとしたなどと主張しながら、相手に攻撃させることの意味をどうやら小林氏、及び田母神氏は理解していないようです。もしアメリカが先制攻撃を仕掛けてきたとした場合でも、アメリカは当然最終的には日本と条約を結んでいたでしょう。自分を正当化するためです。しかしその場合は、紛れもなくアメリカによる侵略です。
 他国に一方的に戦争を仕掛け、負けを認めた相手と建前上条約を結んでも、それは間違いなく「侵略」です。条約ひとつでごまかされてしまう方が、私はよっぽどお人良しだと思いますが。少なくとも条約に基づいていたからと言って侵略ではないとは言えないでしょう。
 戦後自虐史観派の人がよく主張することですが、日本の占領下で中国・韓国の人口は増加し、生活水準が良くなったので侵略ではないという意見があります。しかし、それは侵略であるか否かとはまったく関係がない話です。
 「侵略」はある国が他国を強制的に支配する行為で、支配したあとの結果がいいか悪いかとは一切関係がありません。小林氏は村山談話に対して、侵略の定義を一切していないなどと言っていますが、侵略の定義を勝手にゆがめているのはむしろ、戦後自虐史観派の人々のほうです。
 他の人と同じように、小林氏は「当時の帝国主義の中では日本だけが侵略国家ではない」と思い込んでいるようですね。それ自体は正しい見解ですが、「日本だけが侵略国家ではない」ということは「日本は侵略国家ではない」ということを意味せず、むしろ「日本も侵略国家のひとつである」ということのはずです。こうした自己矛盾に気づかず、日本は侵略国家ではないと主張するのはもう、笑うしかありませんね。
 「田母神論文の歴史観を批判するならこの論拠(日本が侵略国家ではないと主張する田母神氏の論拠のことです。:筆者注)を崩さなければならないはずだが、批判者は誰もそれをしていないのである」と小林氏は主張していますが、自ら崩れているものを、わざわざ他人が崩す必要はないというだけなのですが・・・(笑)。

 次に、私が先の記事で触れた秦氏を槍玉に挙げています。秦氏が田母神氏を批判していることを取り上げ、「田母神論文をここまで徹底批判しているということは、秦氏は「日本は酷い国だ」「侵略国家だ」という見解を支持しているのだろうか?」という疑問を投げかけています。むちゃくちゃな解釈ですね。どう見ても、秦氏は自らの専門ある歴史学の見地から批判しているだけです。
 たとえば「3+5+8=」という計算問題を誰かに出したとしましょう。相手は16と答えましたが、どうやら「3+5=7」「7+8=16」という過程を踏んで16という答えを出したとしたら、「3+5=8」「8+8=16」という正しい計算の仕方を教えるのが当然でしょう。小林氏の言っていることは、こういう指摘を受けて、「じゃぁ3+5+8は16じゃないのか?」と言っているようなものです。結論にいく過程を批判しているからと言って、結論まで否定しているとは限りません。そもそも小林氏は秦氏の突込みを枝葉末節な部分に対するものだと切り捨てています。しかし、それならなおのこと、秦氏が田母神氏の結論を否定してるとは言えないはずなのですが・・・。
 ちなみに、秦氏の田母神論文の結論に対する見解は「諸君!」の西尾氏の対論のほうに出てきます。
 張作霖爆殺事件のコミンテルン陰謀説に対しては田母神氏などのあげた資料を未見と言うことを断りつつ現時点では秦氏の否定論に説得力を感じるているとのことで、こういう資料に対する真摯な態度は、西尾氏などより遥かに好感が持てます。少なくとも田母神氏が挙げた資料というのが。「マオ(誰も知らなかった毛沢東)(ユン・チアン、講談社)」、「黄文雄の大東亜戦争肯定論(黄文雄、ワック出版)」及び「日本よ、「歴史力」を磨け(櫻井よしこ編、文藝春秋)」の三冊。私も読んではいないのだが、黄氏の文章を除いて少しは指摘できることがある。桜井氏は常に「マオ」を引き合いに出すだけなので、マオを資料として挙げるなら数のうちに入らない。そして、マオ自体はあくまでも小説なのです。もちろん小説だからと言って、マオに書かれたコミンテルン陰謀説を即眉唾と決め付けることは出来ないですが、仮にも「論文」ならば、マオではなく、マオが基にしたであろう資料の方をきちんとあたって、それを参考資料として挙げてほしいものです。

 次に、西尾氏の記事でも触れたルーズベルト陰謀説。小林氏によるとルーズベルト陰謀説は2種類あって、ひとつは対日禁輸などの政策で、日本を戦わなければならない状況にわざと追い込んだという説と、ルーズベルトが日本の真珠湾攻撃を知りつつ、それをあえて容認したという説だそうです。
 小林氏は前者は正しく、後者はトンデモ説だという評価をしています。その上で、田母神氏は論文で、後者には触れていないにも関わらず、秦氏は田母神氏を後者の説の信奉者と決め付けていると言っています。
 ここで面白いのが西尾氏の意見です。西尾氏も「諸君!」の対談の方で、田母神氏が後者の説の持ち主であると思っているようです。さて田母神論文そのものをあたってみますと、確かに「ルーズベルトは真珠湾攻撃を知っていた」とは書いていないのですが、西尾氏のように2つのルーズベルト陰謀説をセットで持っている人間の方が多数であるなら、秦氏の指摘もあながち間違いではないように思われます。

 どうしても長くなるな。続きはまた次回に。

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この記事へのコメント

ゆきおっち
2009年04月25日 13:39
前文にもコメントしましたがルーズベルト大統領が真珠湾攻撃があるのを知っていて黙殺していた陰謀説は実証出来ていません
大統領や国務長官の発言と関係者の証言からも出てきません
あるのは
日本の外交暗号文書は米国に筒抜けになっていて
真珠湾奇襲攻撃が起こる
20時間前に
最後通告の全文の内容
即ち日本が対米戦争を決意した事
手交の日時の指定
即ちそれ以後日本軍の先制攻撃がある事
まで把握され知っていた事です
なんと現地日本大使館よりも早くに…
でも日本軍の攻撃目標や時間は東郷外相すら知らない機密だった
ゆきおっち
2009年04月25日 17:07
日本の外相すら知らない
軍事機密の真珠湾奇襲攻撃を米国大統領が知っていたとはとても考えられない
さて
何故ルーズベルトは
日本に嫌がらせしたり
圧力を掛けたり挑発したりで追い込みを掛けてまで
日本軍による先制攻撃と
対日戦争を望んだのか?
やはり保守孤立主義で対外戦争を望まない米国民気質と
好戦的と批判されたルーズベルトの大統領選での公約『米国青年を戦地に送るような事はしない』がある上大西洋単独無着陸飛行の
リンドバーグにも批判を受けて益々、対外戦争を米国主導でするワケにいかなくなったからだ
ゆきおっち
2009年04月25日 17:47
当時の国際条約では
明確な最後通告や宣戦布告の無い武力行使は違反だが自衛の為の武力行使ならその必要はないとされていたようだ
山本長官は正々堂々と戦争はやるもので事前通告は必須だと言い
天皇も最後通告手交前の攻撃はしないように東条首相に命じて
海軍では最後通告の末尾に武力行使する事を表現するように意見をだした
東郷外相は対米戦争を
日本の自衛の為の戦争と位置付けて交渉打切りを通告すればその意味は明らかだとした
事実、現地日本大使館より早く通告文を手にした大統領は直ぐに戦争だと理解した
ゆきおっち
2009年04月25日 19:03
ルーズベルトから戦争になると聞いた大統領顧問のホプキンズは
戦争になるのがわかったのだから米国から先制攻撃して良いのでは?
と言うと
それは米国からは出来ないと大統領は答えた
ある意味米国からの
対日強行案である
ハルノートが出された時から予測されていた事態だ
まぁこんな感じかな?
そして日本大使館員の危機意識の低さと怠慢
野村・来栖大使の機転と才覚のなさが日本に騙し討ちの汚名をきせる事となる
なんと
最後通告手交が遅れて
すでに攻撃開始から約1時間後になっていた
際どい時間のやり取りなのだが…
ゆきおっち
2009年04月25日 20:22
このように書き出してみると私も貴殿の仰る前者のルーズベルト陰謀説を支持しているようですが
これは戦略であって
陰謀と呼ばれる程のものではないように思いますね
本物の陰謀と呼ばれるモノは表に出てこないですが
前者の陰謀説は早々と表に出て来ているのです
ハル国務長官がハルノートを日本に手交した時に洩らした言葉が米国議会で問題にされたりしています
当事者は釈明しておりますが…大抵このようなモノ
当時の国際社会で米国以外に余裕がある国はなく
その分戦略に幅があるのは確かでしょう?
2009年04月27日 00:38
>そして日本大使館員の危機意識の低さと怠慢野村・来栖大使の機転と才覚のなさが日本に騙し討ちの汚名をきせる事となる どこまで信憑性があるかわかりませんが、少し前に雑誌に実は大使館の不手際ではなく、初めから遅らせるつもりだったという説が掲載されていました。そちらが正しい説なら、今後検証されて出てくるだろうと雑誌名すら忘れてしまいましたが、それなりの説得力はあったと記憶しています。どちらが正しいのでしょうか・・・? また、宣戦布告が早ければ法的には問題ないのかもしれませんが、騙まし討ちなのは間違いないでしょう。そのためにわざわざ海軍は隠密行動をとったのですから。法的ではなく道義的に、相手が対処する間もない段階での宣戦布告は十分卑怯な行為でしょう。私個人としては、「勝つためにはそれしかなかった」というような確信犯ならば、むしろ堂々と卑怯者の汚名を受けるべきだと思います。変な弁解をするよりは、そのほうがよっぽど潔いと思います。
2009年04月27日 00:39
 私も、ルーズベルトは日本の先制攻撃を知りつつ、あえてアメリカからの先制攻撃をしなかったというのは、否定しないです。それについては、私もあなたのおっしゃるとおり通常の戦略の範囲だと思います。ある意味、これって専守防衛ですよね。ちょっとわき道にそれますが、内容に問題があるとしても、一応東京裁判という評価を受けた日本にとって、専守防衛という建前を持ち出すのは戦後の国家戦略として立派な意味があった。同じように、ルーズベルトが先制攻撃をしなかったのも戦略のうちでしょう。
 陰謀論について私はむしろ、真珠湾攻撃以前のことについて疑問に思っていることがあります。真珠湾攻撃以前のルーズベルトのとってきた政策を、故意に日本を追い詰めるためだったと捉えるのは、少し無理があるのではないでしょうか? 一連の流れを見ても、個人的にはアメリカのとってきた政策の流れにそれほど無理はないと思えます。もちろん「アメリカの立場に立てば」ではありますが。日本の行為に欧米が脅威を覚え、アメリカが圧力をかけた。そういう解釈もできるのではないですか?
ゆきおっち
2009年04月28日 17:36
真珠湾奇襲作戦についての明らかになった
経緯と経過を
日本と米国と双方から
簡易にまとめたモノです
変な弁解をしているワケではないですよ
騙し討ちの卑怯な日本
とは米国首脳の米国民へと連合国へのプロパガンダでもあるのですが…
それを鵜呑みに出来ませんハルノートは米国の日本に対する最後通牒との説があります
日本が勝利するか
有利な講和になれば
騙し討ちをなかった事に
するのも可能でしょう
真実は変わりませんし勝利する事も無理でしょうけれども…
軍の作戦とくに奇襲なら隠密行動は当たり前です
ゆきおっち
2009年04月28日 21:16
当時の米国指導部は日本に脅威なんて感じてませんよ大統領は日本と戦争になれば必ず勝てると思っていたですし
どことも戦争していない
余裕綽々状態ですもん
亡命してきた研究者からの情報で原子力爆弾の研究が先行している可能性がある独国に脅威を感じていたに決まってるじゃないですか日本に脅威を感じていた国は英国とソ連と中国です
理由はわかるでしょ?
あと現代日本の専守防衛の理念は真珠湾の出来事や東京裁判の結果から先制攻撃をしないワケじゃないですよ
日本国憲法が国同志の交戦権を放棄しているからですよ
2009年04月29日 01:16
>軍の作戦とくに奇襲なら隠密行動は当たり前です
 奇襲とは、ほぼ騙まし討ちの同義語ではないのですか? 私としては、戦術としての騙まし討ちをそもそも否定していないのです。騙まし討ちなら騙まし討ちでいいじゃないかと言っているのです。正々堂々とした戦いでないことは事実です。その汚名は甘んじて受けるべきでしょう。
>当時の米国指導部は日本に脅威なんて感じてませんよ
 なんの脅威もないのなら、そもそもわざわざ日本を追い詰める必要性すらなくなってしまうように思いますが? 「脅威」という言葉は大げさかもしれませんが日本の「行動」に反応して、それほど無理のない反応しかアメリカはしていないのではないかということです。
2009年04月29日 01:22
 それと、専守防衛の件ですが、そもそもなぜ日本国憲法が国同士の交戦権を放棄しているかと言えば、東京裁判の結果でしょう。そして、その東京裁判の結果には、遠因としてアメリカが受けた奇襲も背景にあるのではないのですか?
 現実に自衛隊が発足されるときに、憲法の条文だけではなく、その辺りのとの整合性も考えられたのだと思いますが・・・。ただし、これが私の推測であることは、認めますが。
ゆきおっち
2009年04月29日 14:58
奇襲攻撃と騙し討ちは
同意語ではないですよ
最後通告手交の前に攻撃が成された為
表向きは騙し討ちになったのです
私が述べているのはその裏側であり
情報戦と情報操作で負けてしまったのが
日本は騙し討ち国家
の汚名を着せてしまったのだと申し上げているのです奇襲攻撃=軍事作戦の一つであり
騙し討ちとはイコールしないんですよ
アメリカの映画
《トラ!トラ!トラ!》は歴史に忠実に沿った
良くできた映画だと思いますよ
音声解説を聞けば
ドコが創作でドコが実話か教えてくれますよ
歴史に埋もれた秘話もね
ゆきおっち
2009年04月29日 16:32
日本を静観する事で米国の脅威になるのは判るでしょ?
日本に
中国が負けるのも
ソ連が攻撃されるのも
困るから
中国国民党を支援したし
でも
南方に目を向けられるのも困るから
太平洋艦隊の拠点を
真珠湾にして軍事圧力を
かけたのだし
でも
仏印に出兵したので
石油と鉄も禁輸にしたんよすると困って交渉するでしょ?
なんだか米国と合意が出来そうになると嘘っぱち
すると交渉が長引く
交渉が長引くと石油のない日本が困るでしょ?
そしてハルノート出すと
日本は戦争を決意する可能性が高いでしょ?
ハイどぼ~ん
ゆきおっち
2009年04月29日 23:00
貴殿は日本国憲法について重大な錯誤をしています
占領軍最高司令官マッカーサーは戦後まもなくから
憲法改正と
新憲法を含む新政策実行を幣原喜重郎新首相に指示している(10月)
天皇がいた方が占領政策上都合が良いと考え
その為にも
極東委員会と対日理事会の介入を避けたい
マッカーサーの意図に気付かず遅々と進まず(1月2月)私案が出来るが内容に
業を煮やしマッカーサー案メモをもとにホイットニーの民政局が原案を作成
日本政府は(3月)
(憲法改正草案要綱)を発表マッカーサーが声明を出す東京裁判は4月29日から始まる
ゆきおっち
2009年04月30日 00:10
日本国憲法の補足
このように日本国憲法は
東京裁判の結果とは関係
なく(あるのは天皇の免訴)マッカーサーと占領軍民政局と幣原喜重郎と閣僚と
天皇の言葉に拠って草案ができたのです
マッカーサーの回顧録によると幣原が
かつてように軍が権力を握らない為と日本は戦争の意思がない事を世界に納得して貰う為
軍事力を保持しないの条項を憲法にいれたい
と提案したとある
しかし芦田均委員長発案で第九条の条文に
前項の目的を達成する為にが入れられた事で
自衛の為の武力保持が出来る含みができた
これも東京裁判とは無関係
ゆきおっち
2009年04月30日 01:06
日本国憲法第九条の
芦田修正に
極東委員会が追及を始めるしかし米ソの対立関係と
国内事情による影響で暗黙に認可する
これで日本は自衛の軍事力を持てるようになったのだが
その時にはまたもやの
軍部暴走を阻止する為に
軍人が大臣や首相にはなれない条文が必要になった
軍備を持たない宣言をして軍人は首相大臣になれないなんて条文は出来ない
そこで極東委員会の要請で総司令部民政局が
文民条項をいれて修正するように注文をつけた
すなわちシビリアン(文民)しか首相や大臣になれなくしたのだ
東京裁判とは無関係なんだ
2009年04月30日 03:28
>奇襲攻撃と騙し討ちは同意語ではないですよ
 これはちょっと私も筆が滑りましたね。そのとおりです。それでは最初に戻ります。「相手が対処する間もない段階での宣戦布告は十分卑怯な行為でしょう」私は、宣戦布告が予定通りでも、十分に騙まし討ちだと思いますよ。あくまでも個人的な評価ですが。
>日本を静観する事で米国の脅威になるのは判るでしょ?
 だから、日本は米国にも脅威を与えたんでしょ? 日本に脅威を感じていないというあなたの言葉はどこへいったのですか? そしてあなたの言った一連のアメリカの政策は、別に最後に日本側の宣戦布告させるまでを目的としていたと断言するまでは言えないのでは? もちろん想定はしていたでしょう。しかし、その時々で日本も最悪の選択をし続けた結果宣戦布告までいってしまった。そういう解釈もできるのでは? 
2009年04月30日 03:29
東京裁判とは無関係なんだ
 ここもちょっと筆が滑りましたね。確かに、東京裁判→憲法という流れではないですね。ただあなたも議論がずれていますよ。私が書いたのはあくまでも「専守防衛」。9条の成立でもシビリアンコントロールでもありません。
 これも最初に戻りますね。最初に書いた意図は、東京裁判から直接専守防衛が生まれたというものではありませんでした。日本に対する外国からの評価は、東京裁判で形になったのだと思います。あくまでもそういう評価を受けた日本にとって専守防衛は意味があったというだけのことです。そして、ルーズベルトのとった日本に先制攻撃をさせるということもまた、戦略であったということです。
 次のコメントは確かに、ちょっと勇み足です。調べなおさずに書きました。事実関係を誤りましたね。しかし、専守防衛は東京裁判の後に出てきた戦略では? また、東京裁判とまったく無関係であるとも言い切れないと思いますが。
2009年04月30日 03:29
 あと、最後にちょっとお願いです。もう少し文章を短くまとめてもらえます? まぁ、短くしすぎて誤解が増えるのもなんなので、努力するくらいでいいですから。
ゆきおっち
2009年04月30日 10:50
長くなってしまって
すみません
戦争になれば日本に
絶対負けることはない
と思っている米国が
日本を脅威に思っているとは通常の解釈では
到底考えられません
英語が話せないので直接
聞いた事はないのですが
米国一般人は
何故?日本は勝てない戦争をしたのか
をどのように考えるのだろうか?
映画
ゴットファーザーⅡの
ラストに家族での話しで出てきますがトムは
石油を止めたせいだ
と言っていました
吹き替えだとその後に
報復は当然だろうな
とまで言ってるんだけど…
ゆきおっち
2009年04月30日 19:15
東京裁判では
ブレーニング弁護人が
情報部班長から
暗号解読した日本からの
外交訓令文を見た大統領がこれは戦争を意味する
と言った証言をとり
『騙し討ちと非難しているが日本が戦争を決意したのを米国は事前に知っていたのでは騙し討ちと言えない』と弁護した
前文で書いてある
(日本側の奇襲攻撃の思惑と経過と経緯と国際条約の解釈)
(米国から先制攻撃出来ぬ理由と実情と情報戦の裏)をよく読み返して戴きたい詳しく書いてないのは外交の不手際だけです
貴殿はまるで検事のようで私は弁護人のようです
それも面白いですよ
2009年05月01日 00:36
>日本を静観する事で米国の脅威になるのは判るでしょ?
 これ、ゆきおっちさんの発言ですね。日本の行動を放置すると米国の脅威になるのでしょう? そのためにアメリカは日本の行動に反応して行動したということでしょう。本当になんの脅威もなければ、放置すればいいだけだと思いますが・・・。ご自分でも「脅威」という言葉を使っておられるのに、アメリカは日本を脅威に思っていなかったと主張される。どうもよくわかりませんね。
2009年05月01日 00:37
 詰め将棋のように日本の選択肢は一つしかなかったわけではないでしょう。日本はアメリカと戦争をしないですむ選択肢を選ぶことができたわけです。もちろん、結果として日本には飲むことができない選択肢も提示されたわけですが、それはアメリカが日本を追い詰めようとしたというより、アメリカの方も国益上妥協できない条件を提示しただけだと思うのですが。双方の譲れないラインが交錯した、そういうことだと思います。
2009年05月01日 00:38
>騙し討ちと非難しているが日本が戦争を決意したのを米国は事前に知っていたのでは騙し討ちと言えない
 この発言に対しては「結果として騙まし討ちにならなかっただけなので、日本側の行為は騙まし討ちしたのと変わらない、十分に卑怯な振る舞いだ」と評価しますね。私の方は別に検事のつもりはありませんので、最初から法的解釈はどうでもいいです。ただ自国の振る舞いを国民としてどう思うかという評価をしているだけです。別に誰かを罪に問うつもりはさらさらありませんし、そもそも私は卑怯な振る舞いでもやむを得ないことはあるという立場ですから。ただ卑怯な行為を卑怯でないと言い逃れをすることを、潔しとしないだけです。
2009年05月01日 00:38
 こういったことは、そもそも評価が分かれていいことなのではないですか? もちろん裁判などの場では、いずれかの結論を出さざるを得ないでしょう。しかし個人の評価は、事実認識を間違っているか否かはともかく、多様であっていいはずです。
 こんな例はいかがですか? 人を殺した人がいたとしましょう。裁判の結果は正当防衛が認められて無罪になったとしても、その人が殺した人に対してすまないと思うかどうかは、まったくその人の自由です。
2009年05月01日 00:40
>長くなってしまってすみません
 いえ、こちらこそ、勝手なことを言ってすいません。ただ、ポイントを絞ったほうがいい議論になるのではないかと思ったもので。
ゆきおっち
2009年05月01日 15:50
脅威論について
私の論説を
日米の二国間だけで考えるから混乱するのです
世界大戦中期の情勢は
独日伊の同盟国があり
独は英・ソと戦争中でかなり独国が優勢
日中戦争は日本が優勢だが地域が広大な為に泥沼化
米国が静観していると日本は中国満州の問題を解決しその兵力でソ連を攻撃し
打倒するかもしれない
すると今まで別々だった日独はそこで一つに繋がる
米国の脅威はココにある
前文でも述べたが
米国は独国の科学力に脅威を感じていたが
日本の軍事力に脅威を感じていたワケではない
しかし静観していると
こうなる
ゆきおっち
2009年05月01日 17:44
ナルほどわかりました
私はあくまで
日本の軍事力と国力に
米国は脅威を感じていなかった
と述べたのであります
日本軍を野放しにする事によって生じるであろう脅威とは想定や予測の脅威でありまして
放って置かなければ
脅威にならないのです
脅威になる事が脅威なのである
となると
変な話しになると思われませんか?
貴殿は少しだけそこのトコロを掛け違いしてるのかなと気が付きました
2009年05月02日 00:37
 確かに錯誤があるのかもしれませんね。
>脅威になる事が脅威なのである
となると
変な話しになると思われませんか?

 私はむしろ変だとは思いません。私は通常、「脅威」という言葉を、そこまで限定的には使っていません。受け取り手が将来的な予測も含めて「脅威」と言っても、別におかしいとは思わないですね。例えば、北朝鮮の核兵器開発は日本にとって「脅威」にあたらないのでしょうか? 少なくとも、今現在は北朝鮮は核兵器をもっていないわけです。将来的な核兵器の保持を想定した上で、北朝鮮の核開発を日本が脅威ととっても問題ないと思います。
ゆきおっち
2009年05月02日 04:08
人の言葉尻を取って
詭弁で遊ばないでよぉ~
私は日本と米国の話しを
分かりやすいように
独国とソ連と中国を絡めて説明しました
貴殿はもう判っているのに詭弁を使って逃げようとしている
人の話しを素直に取ってください
と私には言うのに…
北朝鮮の核の脅威の話しにはのらないよ~ん
のると話しをすり替えられちゃうもん
懲りずにではまた…
2009年05月03日 00:50
 もう一度繰り返します。人の話を素直に受け取ってください。正直、私はあなたの言っていることがぜんぜん分からないんですが? 別に詭弁で遊んでるつもりはありません。予測の脅威も立派な脅威だという例として相応しいと考えています。
 そもそも「脅威」という言葉は私が先に使って、それにあなたが反論したのでしょう? 私が「脅威」という言葉を使ったのは、予測の脅威も含めての話です。それをあなたが違う「脅威」で反論した。そこが問題なのだと思いますが。
ゆきおっち
2009年05月03日 05:57
あっホントだ
日本の行為を欧米が脅威に…とあり
私が欧米への武力行使の行為と思って反論してるわ…そして
私が武力行動の戦略の話しにしたら
貴殿が
なんだよ自分が書いたのと同じじゃねぇか

だったら脅威はあるんでしょ…みたいな
私は何度も説明しても…
ありゃ?論点がずれてるかなこれは
と思って書いたら北朝鮮…遊ばれてるのかな?
と感じたら
なんだよ!!オレがずれてたのかよ!?みたいな…
まぁ恥ずかしついでに
少し逆ギレします
貴殿は…………もういいや
2009年05月04日 01:03
 ご理解いただいてなによりです。
 私の姿勢にも問題があったのでしょうか? お気を悪くされたのであれば、謝罪いたします。

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