議論にすらならないはずのことなのですが・・・ 光市母子殺害事件の被告の元少年の実名を載せた本が出版されたとか。 これがいいことか悪いことかというと、当然「悪いこと」ですね。理由は簡単。法律で禁止されているから。法律の条文の是非や、改正にあたっての議論とは次元が違います。現実に今の法律で禁止されている以上、実名報道はしてはいけないことなのです。 今回、この本… トラックバック:0 コメント:0 2009年10月09日 続きを読むread more
「大人」がいない・・・を読んで ちくま新書からでている清水義範氏の「大人」がいない・・・を読みました。 全般的に見れば、あとがきで本人が評しているように「雑然とした」内容でした。最初にこの本で論じる大人の定義をきちんとしている割には、使い方が曖昧で、あれれれ?といいたくなるような面もあったのですが、私の心の琴線に触れるところがいっぱいありました。 今の日本の… トラックバック:1 コメント:0 2007年06月14日 続きを読むread more
山口の母子殺害続報とドラえもん最終回について 山口の母子殺害、日弁連に主任弁護士名指しの脅迫状がきたそうです。はっきり言って、こんなものを送ったやつはクズですね。脅迫状を出した人間はしょせん母子殺害犯と同レベルです。私の主観としては、殺害犯と同じ刑にしてやってもいいくらいですね。当然、自分にも弁護はいらないと思っているでしょう。弁護士もいらないはずです。 まぁ、しょうもな… トラックバック:0 コメント:7 2007年06月05日 続きを読むread more
新しい歴史教科書を作る会と扶桑社が決別したことについて この事実自体は扶桑社の営業戦略的な理由ということでしょうか。別な執筆者で教科書自体は作るようですが、意味があるのかどうか疑問なところです。作る会側が次の出版社を募集するのはまあ、団体としては妥当なところでしょう。 ここからは個人的な意見でいきます。そもそも私は、自虐史観自体が眉唾だと思っています。こういう言葉がぽんと出ちゃうと… トラックバック:0 コメント:0 2007年06月03日 続きを読むread more
お知らせと国民投票法と、会津若松の事件 思うところがあって、今日からTB、コメントを一時保留にしました。ただ、やたらと発言を拒むつもりではありません。常識の範囲でコメント、TBをお願いします。 国民投票法が成立しました。これについては私も望むところではありますが、疑問も残ります。ひとつ大きいのが、このごに及んでいまだに安倍首相が集団的自衛権の解釈改憲にこだわっていること… トラックバック:1 コメント:3 2007年05月16日 続きを読むread more
ヤンキー先生の指摘は果たして正しいでしょうか? ヤンキー先生として知られる義家弘介氏が国会内で講演し、こどもが携帯を持つ前に道徳教育をすべきだと主張したそうです。その中で携帯やネットが普及したことが「大人が情報を分別して有害なものを子どもから遮断できた時代から、子どもが直接、携帯から『出会い系』『自殺奨励』などの有害サイトに触れられる時代になった」とのこと。 ほぼ私と同級生なは… トラックバック:0 コメント:0 2007年05月12日 続きを読むread more
柳沢厚労相の「健全」発言について 柳沢氏がまた問題発言をしたようです。前回の「女性は産む機械」発言はむしろ弁護側に回ったわけですが、今回の発言については非難する側に回ります。今回の発言の方が問題でしょう。「産む機械」の方はむしろ取り消す必要がありません。今回の発言こそ取り消すべきです。 まず、一応少し弁護するところは弁護しておきましょう。少子化問題を考えるにあたっ… トラックバック:2 コメント:14 2007年02月08日 続きを読むread more
教育問題いろいろ 私自身はもし教員免許が更新制になったとしたら、改めて講習を受けて勉強しなおすのも面白いかなぁーと思っているのですが、実はその恩恵はあまり受けられそうにありません。法律の基本原則のひとつに、不利な改正は遡れないという原則があるからです。その原則が守られれば、現職の教員の免許は今までどおり有効なのです。もっとも、今はいろいろな原則が破られ… トラックバック:2 コメント:0 2006年12月21日 続きを読むread more
北九州で自殺した校長先生について 生徒が別の生徒に金銭を要求した事件を、教育委員会に「生徒間の金銭トラブル」と報告して問題になった校長先生が自殺した事件がありましたが、校長先生はむしろ、問題の解決に前向きであったようです。 私個人としては、「金銭トラブルという報告、まちがえじゃないじゃん。」と思っていました。この問題、「いじめ」と報告することが果たして良かったんで… トラックバック:1 コメント:5 2006年11月21日 続きを読むread more
単位未履修問題その3 今回はちょっと教師の理想について考えを述べて見たいとおもいます。 10月30日に保守派による教育問題の研究会かなにかをやって、その中でだいぶ日教組が叩かれたみたいですね。でも、現実には日教組の組織率自体大幅に下がっているし、その中でいまさら日教組を叩く必要が本当にあるのかなと思います。もっと具体的に教育をどうすればいいかの議論にエ… トラックバック:0 コメント:0 2006年10月31日 続きを読むread more
単位未履修問題その2 まず、今回の問題に対する評価で、高校のカリキュラムがどうあるべきかとか、受験のあり方とかの問題点を指摘することにはむしろ私は否定的です。今回の問題は学習指導要領以前に学ばなければならない大切なこと、「ルールを守る」ということに反しています。カリキュラムとか、受験とかを見直すことは必要でしょうが、それは今回のこととは別に当然のこととして… トラックバック:3 コメント:0 2006年10月29日 続きを読むread more
単位未履修問題 あちこちの高校で必須科目の世界史を取らせず、卒業できないかもしれない3年生がいることが問題になっています。 そもそもこういうことになった理由が情けない限りです。受験に関係ない科目をやりたがらない生徒がいるからというのがその理由ですが、それこそ本末転倒でしょう。受験のために勉強をするのではありません。勉強の結果を受験で評価するのです… トラックバック:3 コメント:4 2006年10月26日 続きを読むread more
国旗・国歌の起立斉唱強要などの都の通達が違憲判決を受けたことについて なかなか面白いニュースが飛び込んできました。心情的には今回の判決に全面的に賛成。地裁の裁判官に拍手を送りたいところです。 ただし、おそらくこの判決は高裁か最高裁で覆ることと思います。おそらく原告が公務員であることを理由に、職務命令に従う義務があることを持ち出して。また思想の自由については、個人としては持っているけれども教師という公… トラックバック:0 コメント:0 2006年09月22日 続きを読むread more
少年の匿名報道について 山口の専門学校生殺害事件で、図書館などにも波紋が広がっているようです。まず、個人的には、そもそも少年の実名を公表することには反対です。まず問題となるのが、国民の知る権利とのかかわりですが、加害者の氏名や顔写真て、そもそもそれほど国民にとって重要な情報なのでしょうか? 少年事件に限らず、毎日のように事件が起きますが、報道される犯人の名前… トラックバック:0 コメント:0 2006年09月13日 続きを読むread more
天皇制について そろそろ書いておかなければ時代遅れになりそうなので書いておきます。 まず、私は現時点では天皇制に反対です。「現時点では」と限定した理由はおいおい述べたいと思います。私がなぜ天皇制に反対するかといえば、一番の理由は天皇家の人権のためです。今のこの時代、ああいう家系を残しておくことは、ある意味逆差別なのではないでしょうか? 私個人とし… トラックバック:1 コメント:5 2006年07月18日 続きを読むread more